「[[Open棟梁 wiki>https://opentouryo.osscons.jp]]」は、「[[Open棟梁Project>https://github.com/OpenTouryoProject/]]」,「[[OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会>https://www.osscons.jp/dotNetDevelopmentInfrastructure/]]」によって運営されています。

-[[戻る>ターゲット ユーザと利用シーン]]

*目次 [#xd66d065]
#contents

*概要 [#iaaf3e59]
[[STPマーケティング>https://dotnetdevelopmentinfrastructure.osscons.jp/index.php?STP%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0]]からOpen棟梁を知る事ができます。

-参考
--STPマーケティング - .NET 開発基盤部会 Wiki~
https://dotnetdevelopmentinfrastructure.osscons.jp/index.php?STP%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0

*Segmentation(セグメンテーション) [#xc204c0b]
市場の理解(ユーザとプロダクトの2軸から分析)

**要約 [#h09256e2]
SI治工具であり、エンドユーザではなく、開発者向けのツール。

**プロダクト区分 [#d4ae9f2d]
-SI治工具に該当する。
-オープンにされているSI治工具(ジグ&ツール)は存在しないため、競合は無い。

***EUCツール [#m123ef37]
EUCツールは、エンドユーザ・セグメント向けの開発ツール

***SI治工具 [#e38a1d7e]
-EUCツールとは別のセグメント。
-SI治工具は、EUCツールと異なり、
--システム・アプリケーション開発に関する知識が必要になるが、
--高い柔軟性・拡張性を持つ、高品質・高信頼性のシステムの開発が可能である。

***サービス向け治工具(ジグ&ツール) [#vcbe9ea8]
現時点では、存在しないセグメント。

***参考 [#cef7b9cf]
-[[開発支援ツールの種類>http://techinfoofmicrosofttech.osscons.jp/index.php?%E9%96%8B%E7%99%BA%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E]] - マイクロソフト系技術情報 Wiki~

--[[IDE>http://techinfoofmicrosofttech.osscons.jp/index.php?%E9%96%8B%E7%99%BA%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E#b818d91a]]
--[[EUCツール>http://techinfoofmicrosofttech.osscons.jp/index.php?%E9%96%8B%E7%99%BA%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E#fb3f61c9]]
--[[BRMSツール>http://techinfoofmicrosofttech.osscons.jp/index.php?%E9%96%8B%E7%99%BA%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E#q4984228]]
--[[自動生成ツール>http://techinfoofmicrosofttech.osscons.jp/index.php?%E9%96%8B%E7%99%BA%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E#ef762170]]
--[[パッケージ・アドオン>http://techinfoofmicrosofttech.osscons.jp/index.php?%E9%96%8B%E7%99%BA%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E#z04491eb]]

**ユーザ [#zef808cc]
***SIer・SES企業 [#ub5afa37]
-技術を売りにしている独立系SIer・SES企業には適合しない可能性がある。
-外部調達に前向きな業務コンサル寄りのユーザ系SIerに適合ものと思われる。

-しかし、これらも、[[オープン・アーキテクチャ>https://dotnetdevelopmentinfrastructure.osscons.jp/index.php?%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3]]による技術の多様化により、変わりつつある。

***ユーザー企業 [#x836da4b]
-情報システム部
--内部システムの内製化を検討してる。
--内製化に当たってSIerのノウハウを活用したい。

-事業部
--事業のデジタル化に伴う事業部システムの内製化を検討してる。
--内製化に当たってSIerのノウハウを活用したい。

-事業企画部
--新規事業創造のための協創を行なう。
--協創で開発するサービスにSoR、SoE開発のノウハウを活用したい。

-サービサー
--サービスを開発したいサービサー
--今の所、サービサーからのオファーは無い(パッケージベンダはチラホラ)。
--サービスの内製が比較的困難な必須コンポーネントが必要になる。

*Targeting(ターゲティング) [#o3beeb3b]
参入すべきセグメントの選定。

**要約 [#e0cb8d03]
-広く利用できるものなので、時勢に合わせて範囲を拡大していく。
-受託開発 → 事業システムのオンサイト対応 → 協創による新規事業の創出(パッケージやサービスの開発)をTOBEと考える。

**トレンド [#g50a4e82]
究極的には、パブリック・クラウドとコンテンツのみが将来、残り得る。

***受託開発の縮小 [#of15d285]
-事業のデジタル化に伴う事業システムのIT投資の拡大

-内部システムのスクラッチ開発のIT投資の縮小
--OSS活用
--パッケージ採用
--サービス採用

***受託開発のシフト先 [#i9648c74]
縮小する受託開発がシフトする先。
-内製化(オンサイト対応+アウトソーシングを併用)
-新規パッケージやサービスの開発
-協創による新規事業の創出(サービス開発)

**標的市場 [#f04819a9]

***企業 [#g67debb4]
-SIer・SES企業

-ユーザ企業
--情報システム部
--事業部
--事業企画部

-サービサー

***利用シーン [#mb8fdc1c]
-内製化
-新規事業の創出

*Positioning(ポジショニング) [#z07bc787]
顧客に価値提案できる、機能やコスト面での独自性。

-ユーザが技術を外部調達と考えている場合、導入は比較的容易と考えていた。

-しかし、解雇規制と過当競争の中、生産性向上という名目での引き合いは少ない。

--解雇規制:
---既存のリソースを流用
---大手は価値の高い企画・取り纏め・運用にシフトできない。

--過当競争:
---発注者側に予算が無い。
---人間関係が優先され新規に入り込めない。
---出来無い事で無ければ、苦手でも自分でやってしまう。

-事業システムやサービスに対して、~
他では出来無い「何か」を作りこむ必要がある。

**要約 [#o888bcae]
-Apache License, Version 2.0ライセンスで提供される。
-既存の標準技術を組み合わせた、制限事項等がない柔軟性の高いSI治工具。
-今後は、事業システムやサービス開発に有用な他には無い機能を提供する。

**採用ポイント [#y621d5c8]

***Apache License, Version 2.0ライセンス [#ob6703db]
開発基盤で採用されていることの多い、Apache License, Version 2.0で提供される。

-licenses/Apache_License_2.0 - Open Source Group Japan Wiki - Open Source Group Japan - OSDN~
https://ja.osdn.net/projects/opensource/wiki/licenses%2FApache_License_2.0

開発基盤のOSSラインセンスとしては、

-コピーレフト性がない。
-商用利用においても再頒布に問題がない。

というライセンスがもとめられている。

***既存の標準技術の組み合わせ [#t6a69a38]
-ユーザ層の厚いVisual Studioが利用できれば使えるのはメリット。

-プログラミング言語の選択における実証的分析の主な発見は~
「ほとんどの場合、プログラマは既に知っている言語を選択する」~
ということであることを考えると、Visual StudioのUXを変えないことが重要。

-参考情報
--[[開発言語選定に関する考察>https://dotnetdevelopmentinfrastructure.osscons.jp/index.php?%E9%96%8B%E7%99%BA%E8%A8%80%E8%AA%9E%E9%81%B8%E5%AE%9A%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E8%80%83%E5%AF%9F]]

***制限事項等がない柔軟性の高いSI治工具 [#n0bcdbde]
EUCツールと異なり、

-あらゆる処理方式のサポート
-案件毎にカスタマイズ

が可能であること。

また、敢えて、SI・SIすることで、今後、~
SoRとSoEの融合により重要度が増すと言われている、

-大規模基幹システムのQCD"F"を向上。

のSoRのエッセンスをアピールすることができる。

***事業システムやサービス開発に有用な他には無い機能を提供 [#pb29e1a8]
-Frontend
--SPA
--スマホ
--UWPアプリ
--SignalR
--, etc.

-開発支援機能
--テーブルメンテナンス画面の自動生成
--データメンテナンス画面の自動生成

-サービス開発支援機能
--クラウドストレージ
---NoSQL
---ElasticDB
---StorageAccess

--認証基盤
---インターネット向けの認証システム
---ソーシャルログイン、認証連携
---ID連携、マルチサイドビジネス・プラットフォーム

--業務
---オンライン決済サービス
---ロジスティック・サービス


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