Open棟梁 wiki
「[[Open棟梁 wiki>https://opentouryo.osscons.jp]]」は、「[[Open棟梁Project>https://github.com/OpenTouryoProject/]]」,「[[OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会>https://www.osscons.jp/dotNetDevelopmentInfrastructure/]]」によって運営されています。

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*目次 [#bb6b8473]
#contents

*概要 [#ke1cdff1]
-.NETを使用してミッションクリティカルな~
エンタープライズ・システムを構築するためのSIerの治工具ツールです。
Open棟梁とは?

--長年の.NETアプリケーション開発実績にて蓄積したSIerのノウハウが集約されています。
--EUCツールと異なり、システム・アプリケーション開発に関する知識が必要になります。
--しかし、高い柔軟性・拡張性を持つ、高品質・高信頼性のシステムの開発が可能です。
*詳細 [#l6f20724]

-以下のスタックから構成されます。
**[[コンセプト]] [#s33e74b1]
コンセプトについては「[[こちら>コンセプト]]」を参照下さい。

--[[プロジェクト・テンプレート]]~
下記の下位スタックをオンライン処理(Web、C/S2層、C/S3層)、~
バッチ処理などの区分に従ってテンプレート化したもの。
**[[機能一覧]] [#b1d22774]
機能については「[[こちら>機能一覧]]」を参照下さい。

--カスタマイズ可能レイヤ~
[[ベースクラス2]]など、プロジェクト毎にカスタマイズするレイヤを分離している。
**[[アーキテクチャ]] [#ib340706]
サポートするアーキテクチャについては「[[こちら>アーキテクチャ]]」を参照下さい。

--標準化フレームワーク
---P・B・D層の論理3層構成
---[[ベースクラス1]]・[[2>ベースクラス2]]、サブクラスから成る構成
---[[ベースクラス1]]に実装される共通機能
---[[ベースクラス2]]に実装可能な共通機能
**[[適用効果]] [#y64a7e7e]
適用効果については「[[こちら>適用効果]]」を参照下さい。

--部品ライブラリ
---[[通信制御機能]]
---[[動的パラメタライズド・クエリ]]
---.etc

--ランタイムフレームワーク(各種標準技術)
---ASP.NET, ASP.NET MVC
---Windows Forms, WPF
---ADO.NET, WCF
---.etc

--ランタイム(.NET CLR)

-これからシステム内製化を始めようとしているユーザ企業などで利用すると効果的です。
--Open棟梁での内製化推進

*[[STP]] [#s33e74b1]
[[こちら>STP]]

*[[機能一覧]] [#s33e74b1]
[[こちら>機能一覧]]

*適用効果 [#ac899a9c]

**定性的効果 [#lb3141dc]
初期開発だけでなく、その後のソフトウェア・ライフサイクル上でも役に立ちます。

***開発手順の一本化 [#dd8047c0]
-開発の標準化による生産性・品質・信頼性の向上と、脆弱性の排除。
--バラつきの無い全社で同じ開発手順で開発可能。
--標準化により、一括外注、オフショアなどが容易。
--カスタマイズ可能レイヤへの共通機能を追加で実装することも可能。
---内部統制的なログなどの機能
---国際化対応(多言語化)などの機能

-ナレッジの蓄積が可能~
全社の開発ナレッジを蓄積可能。
 
-トラブルシュートのし易さ。~
各種トレースログ出力を利用できる。~
(開発時だけでなく、保守・運用時も利用可能)

**定量的効果(削減工数) [#y72d8e92]
ソフトウェア開発工数のうちの15%前後のコスト削減が可能と考えます。~
e.g.:40.0M¥の案件で、6.0M¥工数削減前後のコスト削減が可能。

以下、内訳についての説明です。

***設計工程 [#b0a60113]
-全工程の30%程度

-削減工数
--2人月(≒2.0M¥)前後の工数・コスト削減。
--案件規模の影響は比較的、少ない。


***プログラミング工程 [#yd651547]
-全工程の40%程度

-1リクエストで動作するコードの内、40%程度を共通化可能。~
※40%という数字は共通化などの工数削減施策により、~
削減された"ステップ数"なのでそのまま削減された"工数・コスト"とはなりません。

***テスト工程工程 [#rda8c6c8]
-全工程の30%程度

-デバッグログ、アクセストレースログ、SQLトレースログなどを利用し効率向上が可能。

***計算 [#vd53a0a3]
システム開発全体工数に対しての削減効果は

-設計工数:コスト2.0M¥削減、
-開発・テスト工数:工数・コスト10.0%削減~
これは、開発・テスト工程のステップ生産性で、~
2.1 KS/人月 → 2.3 KS/人月程度のインパクト

とすると、

40.0M¥の案件を例に取ると、

 40.0M¥ * (0.90) - (2.0M¥) = 34.0M¥

=> 6.0M¥の工数削減 => 15%前後の工数削減となります。


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