Open棟梁 wiki
目次 †
概要 †
Multi-AuthSystem?独自仕様部分について説明する。
Idp仕様 †
Idpの使用について。
UserStore? †
- EntityFramework?をキャンセルしUserStore?クラスで実装。
- DBMSはSQL Server or PostgreSQLを使用。
- Open棟梁のB・D層を使用してデータアクセスを実装。
パラメタ †
ASP.NET Identityや、その他、アプリケーションで使用するパラメタについて。
外部認証仕様 †
外部認証の使用について。
- 外部認証で取得したe-mail addressは検証しない。
- e-mail addressでサインアップして、そのままサインインする。
- 初回のサインアップを外部認証で行った場合、パスワードを持たないアカウントになる。
この場合、後からパスワードを持ったアカウントとしての登録が不可能になる(★パスワードリセット不可能?)。
OAuth2.0 Server仕様 †
ASP.NET Identityの仕様については、「ASP.NET Identity追加仕様」を参照。
共通 †
クライアント認証 †
- クライアント認証
- 認可エンドポイントでは、クライアント認証ではなく、Redirectエンドポイントの検証を行う。
- クライアント認証は、Tokenエンドポイントにアクセスする際に行なう。
- ベーシック認証の認証ヘッダを使用してクライアント識別子を送信する。
- クライアント識別子
- GUIDを使用する
- 32文字の英数字。
- URLに指定するので、[{}, -] は無し。
- client_id
全てのグラント種別以外で必須
- client_secret
- Implicitグラント種別以外で必須
- ただし、認証で使用する場合は、Implicitグラント種別でも必須。
Access Tokenへの情報格納方法 †
ClaimsIdentity?を使用する。以下のようなURN形式をkeyに使用してvalueの追加を行う。
- "scope=auth"の場合(Access Tokenが認証用であることを意味する。詳しくは下記参照)
claimsIdentity.AddClaim(new Claim("urn:oauth:auth", client_id));
- "scope=その他の値"の場合、
claimsIdentity.AddClaim(new Claim("urn:oauth:scope", scope));
Server側 †
- AuthorizationServer?
- 認可エンドポイント
- redirect_uriチェックは不要(部分一致をサポートしない完全事前登録制とするため)
- Tokenエンドポイント(Access Tokenの発行方法)
- scope=その他の値の場合、scopeパラメタ値をClaimに格納する(通常の動作)。
- ResourceServer?
- リソース・アクセス用のWebAPIを提供する。
- "urn:oauth:scope"のClaimがあった場合、scopeの値に適合した範囲のアクセス権で処理を行う。
Client側 †
- パラメタ
- redirect_uri指定は不要(部分一致をサポートしない完全事前登録制とするため)
- stateの使用を強く推奨する(Access Token露見は、Client側の自己責任のため)。
- ResourceServer?リソース・アクセス用のWebAPIにアクセスする場合、
- Access TokenをHTTPヘッダに指定して送信する。
認証 †
Server側 †
- AuthorizationServer?
- Tokenエンドポイント(Access Tokenの発行方法)
- scope=authの場合、client_idをClaimに格納し、Access Tokenが認証用であることを明示する。
- ResourceServer?
- 認証専用のWebAPIを提供する。
- "urn:oauth:auth"のClaimがあった場合、Access Tokenが認証用であることを意味する。
- この場合、POSTされたクライアント識別子でクライアント認証をした後、
そのClaim値とclient_idを比較してTokenに問題がないかをチェックする。
Client側 †
- グラント種別
- できるだけ、Authorization Codeグラント種別を使用する。
- Implicitグラント種別もサポートするが、その場合、
認証用Access Tokenとクライアント識別子の露見のリスクがあることに注意すること。
- パラメタ
- response_typeには、"code"(推奨) or "token"を指定する。
- 認証を行なう場合、scopeパラメタに"auth"を指定する。
- ResourceServer?の認証専用のWebAPIにアクセスする場合、
ResourceServer?のWebAPI †
- 認証専用のWebAPI
- /api/OAuthResourceApi?/GetAuthenticatedUsersClaim?
- リソース・アクセス用のWebAPI
- /api/OAuthResourceApi?/XXXXX
動作検証 †
Authorization Codeグラント種別 †
「http://localhost:XXXXX/home/index」で表示されるAuthorization Codeグラント種別のテスト用linkをclickする。
Implicitグラント種別 †
「http://localhost:XXXXX/home/index」で表示されるImplicitグラント種別のテスト用linkをclickする。
Resource Owner Password Credentialsグラント種別 †
- cURLコマンド?を使用して認証専用WebAPIへのアクセスを検証する。
- 認証の拡張仕様の部分は、朱書きにしてある。
- 通常のリソース用WebAPIへのアクセス時はこのパラメタの指定は不要。
- Tokenエンドポイントに対して以下のRequestを出すと、Bearer Tokenが返ってくる。
- POST
- Authorization: Basic ZZZZZZZZZZ ---> 「クライアントID:クライアント・パスワード」をBase64エンコードしたもの。
- body : grant_type=password, username=ユーザID, password=ユーザ・パスワード, scope=auth
- Bearer Tokenをヘッダに指定して認証専用のWebAPIにアクセスすると認証情報を取得できる。
- POST
- Authorization: Bearer XXXXXXXXXX
- body : client_id=クライアントID, client_secret=クライアント・パスワード
- cURLコマンド?
Debug ProxyにFiddler等を使用すると尚良(其の際は、 --proxy オプションを指定する必要がある)。
- Bearer Tokenを使用したOAuthリソースへのアクセス
Client Credentialsグラント種別 †
cURLコマンド?を使用して動作を検証する。
- Tokenエンドポイントに対して以下のRequestを出すと、Bearer Tokenが返ってくる。
- POST
Authorization: Basic ZZZZZZZZZZ ---> 「クライアントID:クライアント・パスワード」をBase64エンコードしたもの。
- body:grant_type=client_credentials
- Bearer Tokenをヘッダに指定して認証専用のWebAPIにアクセスすると認証情報を取得できる。
- POST
- Authorization: Bearer XXXXXXXXXX
- body : client_id=クライアントID, client_secret=クライアント・パスワード
- cURLコマンド?
Debug ProxyにFiddler等を使用すると尚良(其の際は、 --proxy オプションを指定する必要がある)。
- Bearer Tokenを使用したOAuthリソースへのアクセス