「[[Open棟梁 wiki>https://opentouryo.osscons.jp]]」は、「[[Open棟梁Project>https://github.com/OpenTouryoProject/]]」,「[[OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会>https://www.osscons.jp/dotNetDevelopmentInfrastructure/]]」によって運営されています。 -戻る --[[リリース情報]] --[[D層自動生成ツール]] *目次 [#j12868f0] #contents *概要 [#xc7b824c] 本対策を行う事によって、 >「列数が多過ぎるテーブルに対して、D層自動生成機能に拠るDao生成を行って、それを利用すると、~ 内部で使用される"動的パラメタライズド・クエリ"の実行エンジン内部で"性能問題が発生する"」 と言う問題が解決される。 *詳細 [#h6fa24fc] **利用方法 [#u3ba88d1] ***自動生成ツールの設定変更 [#c6649c34] DaoGen_Toolのapp.configを以下の様に変更し、使用するテンプレートを変更する。 - <add key="DaoTemplateFileName" value="DaoTemplate"/> >↓ ↓ ↓ - <add key="DaoTemplateFileName" value="DaoTemplate2"/> ***キャッシュIDを指定 [#qc412f52] キャッシュを行う箇所で、自動生成DaoのコンストラクタにキャッシュIDを指定する。 - // 自動生成Daoを生成 DaoShippers genDao = new DaoShippers(this.GetDam()); >↓ ↓ ↓ - // 自動生成Daoを生成 // https://www.guidgenerator.com/online-guid-generator.aspx DaoShippers genDao = new DaoShippers(this.GetDam(), "f54d4d7bd5c8441187ec6939c4da7303"); **仕様詳細 [#z0f1f563] -キャッシュは各自動生成Daoに、staticメンバのConcurrentDictionaryとして仕込まれている。 -ConcurrentDictionaryのキーは、「キャッシュID + 読込ファイル名」となっている。 -キャッシュを行う箇所で、一意のキャッシュIDを指定する。 --通常は、一意の異なるキャッシュIDを指定する。~ --同じキャッシュIDを使用して異なる箇所で同じキャッシュを利用することもできる。 ---ただし、双方の個所で、当該自動生成Daoに指定するパラメタ・セットが同じになる必要がある。 ---また、異なる自動生成Daoに同じキャッシュIDを指定しても同じキャッシュを使用することはできない。 -キャッシュIDには、以下の様な、一意性のあるモノを使用できる。 --GUID(ハード・コーディング) --呼出し元のクラス.メソッドの完全修飾名 **注意点 [#c7e9af0d] 本機能は、 -パラメタ・セットが同じになる地点でのクエリ・キャッシュを可能にする。 -パラメタ・セットが異なる地点で、同じキャッシュIDを使用してクエリ・キャッシュを行うと、~ パラメタライズド・クエリのパラメタ・エラーが発生することになる。 -Guid.NewGuid() メソッドはランダム値になり、箇所を特定できないので使用不可。 *参考 [#s8c64910] -Issue #332 · OpenTouryoProject/OpenTouryo~ Performance improvement of automatically generated Dao.~ https://github.com/OpenTouryoProject/OpenTouryo/issues/332 -Open棟梁:Dao自動生成機能の潜在的な性能問題が完全に解決される。 - OSSコンソーシアム~ https://www.osscons.jp/jo1qzb1y1-537/