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--[[D層自動生成ツール]]
--[[バッチ処理方式>バッチ処理方式#u9c20643]]

*目次 [#j12868f0]
#contents

*概要 [#xc7b824c]
本対策を行う事によって、
-自動生成Daoにクエリを再利用する~
クエリ・キャッシュ機能が追加された(v02-50から利用可能)。

-本機能を利用する事によって、
>「列数が多過ぎるテーブルに対して、D層自動生成機能に拠るDao生成を行って、それを利用すると、~
内部で使用される「動的パラメタライズド・クエリ」の実行エンジン内部で「性能問題が発生する」」
内部で使用される"動的パラメタライズド・クエリ"の実行エンジン内部で"性能問題が発生する"」

と言う問題が解決される。
>と言う問題が解決される。

※ 本修正は、v02-50に含まれる予定ですが、~
 テンプレート修正だけなので旧バージョンと互換性があり、~
 &color(red){v02-50以前の旧バージョンにも適用可能};となっている。

*詳細 [#h6fa24fc]

**利用方法 [#u3ba88d1]

***自動生成ツールの設定変更 [#c6649c34]
DaoGen_Toolのapp.configを以下の様に変更し、使用するテンプレートを変更する。

-
-app.config
--
 <add key="DaoTemplateFileName" value="DaoTemplate"/>

>↓ ↓ ↓ 

-
--
 <add key="DaoTemplateFileName" value="DaoTemplate2"/>

***キャッシュIDを指定 [#qc412f52]
キャッシュを行う箇所で、自動生成DaoのコンストラクタにキャッシュIDを指定する。
-DaoTemplate2
--https://github.com/OpenTouryoProject/OpenTouryo/blob/develop/root/files/tools/DGenTemplates/DaoTemplate2.cs
--https://github.com/OpenTouryoProject/OpenTouryo/blob/develop/root/files/tools/DGenTemplates/DaoTemplate2.vb

***クエリ・キャッシュIDを指定 [#qc412f52]
クエリ・キャッシュを行う箇所で、自動生成Daoのコンストラクタにクエリ・キャッシュIDを指定する。

-
 // 自動生成Daoを生成
 DaoShippers genDao = new DaoShippers(this.GetDam());

>↓ ↓ ↓ 

-
 // 自動生成Daoを生成
 // https://www.guidgenerator.com/online-guid-generator.aspx
 DaoShippers genDao = new DaoShippers(this.GetDam(), 
 "f54d4d7bd5c8441187ec6939c4da7303");

コレにより、

-2回目以降は[[動的パラメタライズド・クエリ]]を、
-処理済みの[[静的パラメタライズド・クエリ]]として、

扱う事が出来る。

**仕様詳細 [#z0f1f563]
-キャッシュは各自動生成Daoに、staticメンバのConcurrentDictionaryとして仕込まれている。
-クエリ・キャッシュは各自動生成Daoに、staticメンバのConcurrentDictionaryとして仕込まれている。

-ConcurrentDictionaryのキーは、「キャッシュID + 読込ファイル名」となっている。
-ConcurrentDictionaryのキーは、「クエリ・キャッシュID + 読込ファイル名」となっている。

-キャッシュを行う箇所で、一意のキャッシュIDを指定する。
--通常は、一意の異なるキャッシュIDを指定する。~
--同じキャッシュIDを使用して異なる箇所で同じキャッシュを利用することもできる。
-クエリ・キャッシュを行う箇所で、一意のクエリ・キャッシュIDを指定する。
--通常は、一意の異なるクエリ・キャッシュIDを指定する。~
--同じクエリ・キャッシュIDを使用して異なる箇所で同じクエリ・キャッシュを利用することもできる。
---ただし、双方の個所で、当該自動生成Daoに指定するパラメタ・セットが同じになる必要がある。
---また、異なる自動生成Daoに同じキャッシュIDを指定しても同じキャッシュを使用することはできない。
---また、異なる自動生成Daoに同じクエリ・キャッシュIDを指定しても同じクエリ・キャッシュを使用することはできない。

-キャッシュIDには、以下の様な、一意性のあるモノを使用できる。
-クエリ・キャッシュIDには、以下の様な、~
当該個所の当該自動生成Daoに一意性を与え得る値を使用できる。
--GUID(ハード・コーディング)
--呼出し元のクラス.メソッドの完全修飾名

**注意点 [#c7e9af0d]
本機能は、
本機能は、[[動的パラメタライズド・クエリ]]の、

-パラメタ・セットが同じになる地点でのクエリ・キャッシュを可能にする。

-パラメタ・セットが異なる地点で、同じキャッシュIDを使用してクエリ・キャッシュを行うと、~
パラメタライズド・クエリのパラメタ・エラーが発生することになる。
-パラメタ・セットが異なる地点で、
--同じクエリ・キャッシュIDを使用してクエリ・キャッシュを行うと、~
--パラメタライズド・クエリのパラメタ・エラーが発生する。

>ことになる。

-Guid.NewGuid() メソッドはランダム値になり、箇所を特定できないので使用不可。

*参考 [#s8c64910]

-Issue #332 · OpenTouryoProject/OpenTouryo~
Performance improvement of automatically generated Dao.~
https://github.com/OpenTouryoProject/OpenTouryo/issues/332

-Open棟梁:Dao自動生成機能の潜在的な性能問題が完全に解決される。 - OSSコンソーシアム~
https://www.osscons.jp/jo1qzb1y1-537/


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