「Open棟梁 wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
STPマーケティングからOpen棟梁を知る事ができます。
- S : Segmentation = 分割化
- T : Targeting = ターゲット選択
- P : Positioning = 立ち位置を決める
によって、対象顧客を絞り込むマーケティング手法。
Segmentation(セグメンテーション) †
市場の理解(ユーザとプロダクトの2軸から分析)
要約 †
SI治工具であり、エンドユーザではなく、開発者向けのツール。
プロダクト区分 †
- SI治工具に該当する。
- オープンにされているSI治工具(ジグ&ツール)は存在しないため、競合は無い。
EUCツール †
EUCツールは、エンドユーザ・セグメント向けの開発ツール
SI治工具 †
- EUCツールとは別のセグメント。
- SI治工具は、EUCツールと異なり、
- システム・アプリケーション開発に関する知識が必要になるが、
- 高い柔軟性・拡張性を持つ、高品質・高信頼性のシステムの開発が可能である。
サービス向け治工具(ジグ&ツール) †
現時点では、存在しないセグメント。
参考 †
ユーザ †
SIer・SES企業 †
- 技術を売りにしている独立系SIer・SES企業には適合しない可能性がある。
- 外部調達に前向きな業務コンサル寄りのユーザ系SIerに適合ものと思われる。
ユーザー企業 †
- 情報システム部
- 内部システムの内製化を検討してる。
- 内製化に当たってSIerのノウハウを活用したい。
- 事業部
- 事業のデジタル化に伴う事業部システムの内製化を検討してる。
- 内製化に当たってSIerのノウハウを活用したい。
- 事業企画部
- 新規事業創造のための協創を行なう。
- 協創で開発するサービスにSoR、SoE開発のノウハウを活用したい。
Targeting(ターゲティング) †
参入すべきセグメントの選定。
要約 †
- 広く利用できるものなので、時勢に合わせて範囲を拡大していく。
- 受託開発 → 事業システムのオンサイト対応 → 協創による新規事業の創出(パッケージやサービスの開発)をTOBEと考える。
トレンド †
究極的には、パブリック・クラウドとコンテンツのみが将来、残り得る。
受託開発の縮小 †
- 事業のデジタル化に伴う事業システムのIT投資の拡大
受託開発のシフト先 †
縮小する受託開発がシフトする先。
- 内製化(オンサイト対応+アウトソーシングを併用)
- 新規パッケージやサービスの開発
- 協創による新規事業の創出(サービス開発)
標的市場 †
企業 †
利用シーン †
Positioning(ポジショニング) †
提供物とそのイメージのデザイン
- ユーザが技術を外部調達と考えている場合、導入は比較的容易と考えていた。
- しかし、解雇規制と過当競争の中、生産性向上という名目での引き合いは少ない。
- 解雇規制:既存のリソースを流用
- 過当競争:予算が無い。新規に入り込めない。
- 事業システムやサービスに対して、他では出来無い「何か」を作りこむ必要がある。
要約 †
- 既存の標準技術を組み合わせた、制限事項等がない柔軟性の高いSI治工具。
- Apache License, Version 2.0ライセンスで提供される。
- 今後は、事業システムやサービス開発に有用な他には無い機能を提供する。
採用ポイント †
顧客に価値提案できる、機能やコスト面での独自性。
Apache License, Version 2.0ライセンス †
開発基盤で採用されていることの多い、Apache License, Version 2.0で提供される。
開発基盤のOSSラインセンスとしては、
- コピーレフト性がない。
- 商用利用においても再頒布に問題がない。
というライセンスがもとめられている。
既存の標準技術の組み合わせ †
- ユーザ層の厚いVisual Studioが利用できれば使えるのはメリット。
- プログラミング言語の選択における実証的分析の主な発見は
「ほとんどの場合、プログラマは既に知っている言語を選択する」
ということであることを考えると、Visual StudioのUXを変えないことが重要。
「制限事項等がない柔軟性の高いSI治工具」について、 †
EUCツールと異なり、
が可能であること。
また、敢えて、SI・SIする。
事業システムやサービス開発に有用な他には無い機能を提供 †
- Frontend
- SPA
- スマホ
- UWPアプリ
- SignalR
- , etc.
- 開発支援機能
- テーブルメンテナンス画面の自動生成
- データメンテナンス画面の自動生成
- サービス開発支援機能
- クラウドストレージ
- NoSQL
- ElasticDB
- StorageAccess?
- 認証基盤
- インターネット向けの認証システム
- ソーシャルログイン、認証連携
- ID連携、マルチサイドビジネス・プラットフォーム