「Open棟梁 wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
- DBスキーマ情報から、テーブル・ビューに対する、CRUD処理のDao/SQLを100%自動生成します。
- 生成されたクラスの処理は、動的パラメタライズド・クエリを活用しています。
- この自動生成+部品化による重複開発防止効果により、生産性/品質/保守性が向上します。
- また、実装漏れを起こしやすいWebアプリケーションのタイムスタンプ楽観排他処理も生成されます。
生成の仕組み †
- 自動生成の前提情報として、DBスキーマ情報のみ使用します。Excel設計書は使用しません。
- D層自動生成の仕組みは以下のようになっています。
- 最初にDBスキーマ情報から、D層定義情報を生成します。
- 次にD層定義情報を元に、Dao・SQLファイルを生成します。
生成されたDaoの処理 †
- 作成したDao・SQL ファイルは、テーブル・ビューに対する、
- 静的な検索条件を使用した処理(主キーを指定したレコード単位のCRUD 処理)
- 動的な検索条件を使用した処理(条件検索のデータ セット単位のデータ アクセス処理)
を実行可能です。
- また、Insert、Updateの対象列を動的に変更することも可能です。
ツールのUIの補足説明 †
Like検索設定(ODP.NET) †
Oracleデータベース(ODP.NET)使用時のLike検索を自動生成するオプションです。
設定 †
- エスケープ文字
エスケープ文字として使用する文字を指定します。
- 必要に応じて、以下を設定します。
- LIKE記号
LIKE記号(LIKE、LIKECなど)を選択できます。
- エスケープ文字をTO_CHAR
ORA-01425が発生する場合はチェックします。
DTOを生成する。 †
DTO(Entity (POCO)、型付きデータセット)を自動生成するオプションです。
用語 †
- DTO
"Entity (POCO)" と "型付きデータセット"の双方を指します。
- "Entity (POCO)"
Javaで言う、POJOスタイルのBeanです。
- 型付きデータセット
XSDによって生成される型付のDataSet?です。
設定 †
以下のチェック ボックスでフラグをオン・オフします。
フラグの状態に合わせてプログラムが出力を決定します。
- "Only DTO" チェック ボックス
- DTOだけを生成します(Dao、SQLを生成しません)。
- DTOだけを生成したい場合にチェックして下さい。
- "Entity (POCO)" チェック ボックス
- Entity (POCO)を生成します。
- 合わせてDao、SQLを生成します。
- "型付きデータセット" チェック ボックス
- 型付きデータセットを生成します。
- 合わせてDao、SQLを生成します。
テーブルメンテナンス画面を自動生成する。 †
テーブルメンテナンス画面を自動生成するオプションです。
設定 †
以下のチェック ボックスでフラグをオン・オフします。
フラグの状態に合わせてプログラムが出力を決定します。
- テーブルメンテナンス画面のみ生成します。(Dao, SQL, DTOは生成しません)チェック ボックス
- テーブルメンテナンス画面のみを生成します。
- 合わせてDao、SQL、若しくはDTOは生成しません。
- テーブルメンテナンス画面を生成します。チェック ボックス
- テーブルメンテナンス画面を生成します。
- 合わせてDao、SQL、若しくはDTOを生成します。
参考 †