「Open棟梁 wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
- ログ出力方式について纏める。
- Open棟梁では内部でlon4netを使用しているので、
ココの記述は、lon4netの仕様を含んだ説明となっている。
詳細 †
設定 †
設定詳細 †
設定例 †
ログの種類 †
ログの種類毎に主要コンポーネント(ロガー、アペンダ、レイアウト)を準備
アクセス トレース ログ †
- 定義
デバッグや、パフォーマンス・アクセス分析で重宝する。
- アプリケーションへのアクセス状況と処理状況(処理内容、処理時間)を
フレームワークに埋め込んだトレースからログ ファイルに出力する。
- アクセス トレース ログの実装は、”Open棟梁”の各レイヤの
「ベースクラス2」上に共通処理として実装できる。
- 例外発生時のExceptionの情報もコチラに出力する。
- 正常時のログ出力情報は、性能の観点から、最小限とする。
- 異常時のログ出力情報は、エラー・障害原因の究明のため
詳細に出力する(エラー メッセージ、スタックトレースなど)。
- フォーマット
下記は、アクセス トレース ログ出力のテンプレート・フォーマット。
- log4netヘッダ
・タイムスタンプ
・ログ レベル
・スレッドID
- カスタム ヘッダ
・(認証)ユーザ名
・IPアドレス(端末の識別が可能な情報)
- レイヤ、開始・終了
・[Init] or [Postback] : P層の画面のイベント処理
・"----->" : P層 のコントロール イベント処理の開始
・"<-----" : P層 のコントロール イベント処理の終了
・"----->>" : B層 業務処理の開始
・"<<-----" : B層 業務処理の終了
- 処理区分
・実行時間(ミリ秒)
・CPU時間(ミリ秒)
- 例外情報
・ErrorMessageID
・ErrorMessage?
・StackTrace?
・ToString?() した方がイイかも。
SQLトレース ログ †
- 定義
SQLに絞ってになるが、アクセス トレース ログと同様に、
デバッグや、パフォーマンス・アクセス分析で重宝する。
- フォーマット
下記は、SQLトレース ログ出力のテンプレート・フォーマット。
- log4netヘッダ
タイムスタンプ
ログ レベル
スレッドID
- カスタム ヘッダ
・(認証)ユーザ名
・実行時間(ミリ秒)
・CPU時間(ミリ秒)
- Command
・CommandText?(実行時のSQL文)
・CommandParameter?(実行時のパラメタ一覧)
- 例外情報
・StackTrace?
・ToString?した方がイイかも。
オペレーション トレース ログ †
参考 †
マイクロソフト系技術情報 Wiki †