Open棟梁 wiki
wwwブラウザの標準の機能では、業務アプリケーションのニーズに合った不正操作の制御・抑止方法が用意されていない。このため、案件によっては、JavaScript?などを使用してwwwブラウザを制御する場合もある。ただし、JavaScript?を使用した不正操作の制御・抑止処理をクロス ブラウザに完全に対応させることは難しいので、サーバ側で不正操作を検出し、以降の処理を中断し、システムに問題がおこらないように制御することもできる。
★ 不正操作の制御・抑止に関する要件を明確にしておくこと。
同一の業務を、wwwブラウザの同一プロセス上の複数ウィンドウで操作するとSessionの競合が発生する可能性がある。
※ ”Open棟梁” ASP.NET用P層フレームワークの「ブラウザ ウィンドウ別セッション?領域」を使用することで、この問題を回避することができる 。
※ 仮に、1枚のブラウザ ウィンドウでの表示のみ許可するのであれば、GET要求をログイン時(もしくは任意の業務開始時)の1回のみ許可して名称付きのブラウザ ウィンドウにメニュー画面を表示させる。
以降、全ての画面遷移を
※ ”棟梁” ASP.NET用P層フレームワークの「不正操作防止機能」は、複数画面をサポートするため画面単位にリクエスト チケットを発行、画面単位の不正操作しか防止しない仕様であるため、この用途には使用できない。サブシステムや任意の業務などのSessionの競合が発生しない範囲毎に分けてリクエスト チケットを発行し、リクエストを検証する仕組みを別途実装すれば、柔軟な対応が可能である。